演題: 図書館と資料保存:古くて新しいこれからの課題
講 師: 鈴木宏子(すずき ひろこ)氏
一橋大学学術・図書部長
日 時: 平成30年12月18日(火) 12:30~14:00
平成30年度の松山大学図書館情報学講演会は、講師に一橋大学学術・図書部長の
鈴木宏子氏を
迎え、「図書館と資料保存:古くて新しいこれからの課題」をテーマに開催いたします。
一橋大学はメンガー文庫をはじめとする世界でも指折りの西洋古典資料コレクションを有し、そうしたコレクションの管理や保存修復作業で培われた知識や技術を全国規模で広く継承するために、一橋大学社会科学古典資料センターと図書館が中心となって西洋古典資料保存に関する拠点およびネットワーク形成事業に取り組んでいます。この事業は修復技術の継承だけにとどまらず、資料保存全般のマネジメントができる人材の育成にも焦点を当てているところが特徴的だといえます。
図書館は社会的記憶装置ともいわれ、文化遺産を次世代以降に引き継ぐ役割を果たすことが求められる機関といえます。そこで図書館の原点ともいえる資料保存に関する古くて新しいこれからの課題について今回の講演を通して考えてみたいと思います。
多数のみなさまのご来場をお待ちしております。
記